シチリア島の真っ青な美しい空に、
荘大な宮殿が見えてきました。
かつての、
シチリア王のノルマン宮殿です。
9世紀、パレルモを支配していたアラブ人太守に建てられ、
その後、ノルマン王たちによって、
完成された、美しく壮大な王宮です。
宮殿は、スペイン支配時代に再建されたという、
歴史のなごりを、美しい姿のままにとどめていました。
ルッジェーロ2世時代の大広間、
サーラ・ノルマーナとの一部が、わずかに残っています。
パレルモのノルマン芸術を代表する、
「パラティーナ礼拝堂」は、この宮殿内にあります。
パレルモの街の中で、
ひときわ眼を引く、この美しいノルマン宮殿は、
現在では、シチリア州議会に使われています。
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