初めてのイスラムの国。
北アフリカ、チュニジア。
さかのぼること、
紀元前200年代のカルタゴの時代、
古代ローマ軍が、己が手に入れることを、
この上なく望んだ大地。
約1世紀にも渡るポエニ戦争の始まりから、
さまざまな民族に支配された歴史。
アフリカ世界
地中海世界
アラブ世界
三つの顔を持ち、
世界の人たちを魅了してやまない、
アフリカ大陸という名前の誕生地、チュニジア。
らくだに迎えられ、首都、チュニスへ入国。
こうして肩をおおうことは、
ソフトイスラムの国といわれていても、
祈りと共に生きる国への、
大切な礼節の一つとなります。
訪れるものが、礼をまきわえれば、
こんなふうに、
世界の人たちへ、
サービス精神いっぱいの笑顔で、
暖かく迎えてくれます。
バスの窓辺から、
乾いたアフリカの土の匂いを嗅ぎ取りながら、
首都、チュニスの街へと。
アラビア語の緑のテントは、街の八百屋さん。
小さなお店が並ぶ、一番賑やかなストリート。
イスラムの人々のくつろぎの時間。
女性の姿が一人も見られないことが、
戒律と共に生きる国の素顔の一つ。
白と青一色の建物に、
イスラムの象徴であり、
幸福のシンボルといわれる赤い国旗。
バスを降りて、いよいよ、
チュニスの街歩き、スタート!
爽やかな春風と、開放感あふれるチュニスの街。
地中海に散りばめられた青い真珠、
チュニジアンブルーの国の扉を、
そぉっと、開いてまいりましょう。
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